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サスペンス好きのおすすめ映画5選!ネタバレなし!

どうも、小遣い稼ぎのクソコメンテーターです。
それは嘘でして、ガフガリ太郎と申します。

近年、NetflixやHuluのおかげで、誰でも簡単に、自宅でコスパよく映画を観られるようになりました。
返却が面倒でTSUTAYAやGEOを利用するのは億劫な僕にとっては良い時代になったものです。

 

そんなわけで先日、Netflixで話題作『バード・ボックス』を観ました。

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ジャンルとしては一応サスペンス・スリラー・ミステリーってところでしょうか。
一言で表すと「外で"何か"を見たら何故か自殺したくなっちゃうから目隠しして生活しよう!」っていう映画ですね。
つまるところ、"原因不明の自殺衝動"が題材の映画です。
シャマランの『ハプニング』みたいですね。内容も似たような感じでした。

まあまあ面白かったけど、「え?これで終わり?」っていうのが正直な感想です。
つい最近同じくNetflixで、『ドント・ブリーズ』という盲目の爺さんがジェイソン役の映画を観たので、「あの爺さんがいたらめっちゃ強そう」という雑念を払うには足りない結末でした。

 

個人的な好みにはなりますが、投げっぱなしのオチはあまり好きではなく、はっきりしたラストがある作品が僕は好きです。
ただ、2時間ちょっとという映画の尺で、高いサスペンス性を持ちつつ秀逸なオチをつけるというのはかなり難しいのかもしれません。

しかし長編ドラマの『LOST』なんかは、あれだけ長いことやっておいて「各々の宗教観に任せますよ」的な卑怯なオチをつけて名作とされていたりするので、世間的にはそこらへんはあまり重視されてないのかなとも思います。

まあ、映画やドラマを観る人皆が皆、ジャンルや構成・展開に注視しているかといえばそうではないだろうし、むしろ少数派かもしれませんけどね。

 

とは言え、映画・ドラマ・漫画・小説・アニメなどといった"媒体"のオタクではなく、『サスペンス』という"様式"が好きな僕のようなタイプの人も多いと信じて、ここからは僕の好みのサスペンス映画を思いつきでざっくり紹介していこうと思います。
アフィリエイトブログではないただの趣味ブログなので、感想の信憑性はあるのではないでしょうか!


…とその前に、サスペンスとスリラーってどう違うの?と今書いていて思ったので、wikipediaではどう書かれているのかググってきました。

スリラー映画は、観客の緊張感や不安感を煽ることを狙いの一つにしているような映画。
サスペンス映画は、観客の緊張感を煽ることを狙いの一つにしている映画のジャンル。

だそうです。
これだけだと同じように思えますね…。

なので、僕個人の定義では、
『スクリーム』みたいなあからさまな恐怖に追われる映画がスリラー
SE7EN(セブン)』のように得体のしれない謎を追及するに当たって緊張感を伴う映画がサスペンス
ということにしておきます。
要は、ミステリ要素が強いのがサスペンスということで。

というわけで以下、おすすめのサスペンス映画5選!

 


アイデンティティ

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嵐の夜に偶然モーテルに居合わせた11人の間でおこる連続殺人のお話。
ミステリでは王道とも言えるこのシチュエーションで開幕からグッと掴まれるし、内容に無駄がないので意外と万人受けもするんじゃないでしょうか。
飽きさせない展開で緊張感があり、最初から最後まで面白いです。
そして最後にどんでん返しが綺麗に決まります。

 

ちなみに、この作品に似たようなシチュエーションで始まる『モーテル』というサスペンスホラー映画は、真逆のことをして見事にクソ映画になっています。
雨が降っていないのが一番大きいですね。
雨は緊張感を引き立てるのにとても重要なエッセンスだと思うので、サスペンス映画を作る監督さんにはぜひ「問答無用で雨を降らせてください」と訴えたいです。
そして"シリアルキラーが焦る"シーンがあり、恐怖が一気に冷めます。
なぜわざわざ犯人の心理描写を入れてしまうんでしょうね。

 


SAW(ソウ)

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ホラー・スプラッタ作品として評価を得ているSAWですが、SAW1はそこまでグロくはありません。
非常に完成度の高いサスペンス映画です。
"目が覚めたら密室にいる"という、いまとなってはベタベタの設定ですが、それほど後続に影響を与えたってことなんですかね。
部屋の中での展開が少し物足りないような気もするけど、これくらいでいいのかもしれません。

というのも、この手の"制限された状況下"で展開されるお話は、余計なことをするとそっちが気になって仕方なくなったりします。
例えば『LIMIT』という映画は、"気づいたら棺桶の中、ここはどこで誰が何の為に…どうしたら助かるんだろう"という、設定だけでクッソ面白そうなんですが、なぜか途中で棺桶の中にヘビが出てきたり小火が起きたりします。
この映画の設定を好む人はそういう恐怖を求めていないと思うのですよ。まさに余計なことです。

 


フォーン・ブース

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こちらは舞台が"電話ボックスの中"
掛かってきた電話に出てみると、何者かに「そこから一歩も出るな」と脅され、ヤバい展開になっていきます。
余計なことがされずにテンポ良く進むので、ハラハラドキドキが止まらない、まさにサスペンス映画。尺も81分と絶妙。
アメリカ映画ほとんどに言えることだけど、登場人物が鈍感でせっかちなのは少し気になります。

 


ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

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死刑制度反対者でありながら、冤罪と囁かれつつも死刑判決を受けている男の真実を巡る話。
といっても、法律関連の難しい内容ではなく、サスペンス映画として非常に観やすく綺麗にまとまっています。
話の展開もちょうどいいテンポで進み、ラストへ向けるたたみかけもハラハラさせられます。
ミステリ好きにとっては想定内のオチですが、驚愕とも感動とも違う、ゾクッとくるような完璧な演出です。
数ある『どんでん返し映画』の中でも、最も強烈に炸裂するラストシーンではないでしょうか

 


エスター

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パッケージのキャッチコピーに「この娘、どこかが変だ。」と書いてあります。
「さてはこういうことだな?」と疑って観る人は多いでしょう。大丈夫、ズバリその通りです。
そんなわけで、どんでん返しのネタがわかっていても楽しめる映画です。

余談ですがこのエスター役の女優さん、後に見た『ハンガー・ゲーム』に脇役として出てきたのですが、エスターが強烈すぎたせいで「この娘、なにかあるな?」と思って観てしまいました。なにかあったかどうかは書かないことにしておきます。

 

 

 


5選!とか言いながら、他にもいくつかレビューしてしまいましたね。
批判癖がありまして、つい。

こう、様々な事柄をつい批判してしまう僕は、「批判ばっかりして楽しい?」と、批判などせずに何でも褒める聖人君子さんから批判されることがあるのですが、幼少期からツッコミどころを見つけるのが癖になっているだけなので、決して難癖つけて貶めようとしてるわけではないのですよ!

そんなわけで、他人の意見に流されやすかったりする人は、批判癖をつけると自分にとって良いものと悪いものを自分で判断できるので、何事も楽しくなると思いますよ。

以上、他人によるおすすめ映画5選でした。

 

今度は気が向いたら小説・漫画バージョンも書いてみようと思いまーす。