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キングカメハメハ追悼 キンカメが残した子供たちの思い出。

なんということでしょう。
ディープを追うかのように、キンカメまで逝ってしまいました。

news.netkeiba.com

キングカメハメハといえばなんといっても、NHKマイルカップの圧勝劇、松国ローテでのダービー完勝でしょう。
「最強の大王が降臨した」っていう実況はシンプルでわかりやすく、気持ち良いくらいハマっているセリフだと思います。

後継種牡馬が懸念されるディープとは異なり、ロードカナロアルーラーシップ等、既に成功を収めたと言える種牡馬を輩出しています。

彼もまた、種牡馬引退が発表され余生をのんびり過ごすことが決まった矢先のことなので、悔やまれますね…。

 

ディープ産駒の思い出を語ったのにキンカメ産駒を語らないわけにはいかないでしょう。馬券的にはキンカメ産駒の方がよく買っている気もするので。

というわけで、キンカメの残した名馬たちの思い出をさらっと振り返ります。

 

ローズキングダム

この世代は、上にはブエナビスタ、下にはオルフェーヴルという強烈な名馬が率いる世代に挟まれ、世代間でもタイトルを分け合う熾烈な争いがとても熱かったです。
その中の中心にいたローズキングダムは、僕がより一層競馬にのめり込むきっかけになった一頭と言えます。

ある時期から右にヨレる癖がついたせいか、急に走らなくなってしまったけど、それまではG1で熱戦を繰り広げた名馬です。

ブエナが降着になって戴冠したジャパンカップは賛否両論あると思いますが、あの時点ではブエナに引けを取らない強さがあったのも事実です。
僕はブエナ⇔ローズ→ピサっていうそこそこ穴目の3連単を2点で買っていたので、ここで味を占めて3連単しか買わなくなりました(笑)

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ルーラーシップ

この馬もタレント豊富なローズキングダム世代です。

国内G1では善戦止まりでしたが、香港遠征で見事G1制覇。

印象深いレースは大出遅れしたにも関わらず完勝した金鯱賞ですかね。
あの日も確か馬場が相当悪かった気がします。

凄まじい能力を持っていたけど、日本の馬場が合わなかったというところでしょうか。

産駒のキセキも不良馬場で菊花賞を勝ちました。
そんなキセキは今は先行馬として日本競馬を牽引する名馬に成長しています。
脚質も馬場適性も日本馬にしては珍しくロンシャンに合いそうなので、凱旋門賞での活躍が期待できますね!

そして今最も勢いのあるメールドグラースや、短距離牝馬の新星ディアンドルもルーラーシップ産駒だったりします。

キンカメの後継種牡馬として有力な一頭ですね。

 

ロードカナロア

言わずと知れた世界のロードカナロア
スプリンターズSで日本の頂点に立ち、短距離レースの世界最高峰である香港スプリントを制覇すると、続け様に高松宮記念、マイルの安田記念まで勝ち、そのままスプリンターズSを連覇。
さらには連覇のかかった引退レースの香港スプリントを圧巻のパフォーマンスで優勝しターフを去るという、漫画でもやりすぎなくらいの成績を残しました。
ちなみに香港での競争馬名は『龍王』。これに名前負けしないってのは出来すぎていますね。

個人的には、安田記念の勝ちっぷりを見るに2000mでも全然いけそうな気がしました。
ボルトが100mと200mの王者なら、ロードカナロアが1200mと2400mの王者でもおかしくないでしょ。って単純な思考も時々働きます。

そんなロードカナロアの娘が2400mの世界レコードを出したアーモンドアイなんですけどね。ま、超高速馬場のレコードはおまけ程度だとは思いますが、それでもやはりアーモンドアイの異次元の強さは誰もが認めるところでしょう。

そのアーモンドアイをいきなり輩出しちゃったロードカナロア、ひいてはキングカメハメハすげえって話ですね。

 

ラブリーデイ

元々そこそこ強い馬でしたが、覚醒して急にトップクラスの力を身に付けるというジャスタウェイパターンの馬でした。

鮮やかに宝塚記念を勝ちましたが、ゴールドシップが自爆したおかげというのが世間の評価だったようで、単勝1番人気ではあったものの3連単の頭の馬券はずっと不人気のままでした。
なので、秋天でガッツリ的中した僕にとっての功労馬です。

競馬のスタイルは、前目のポジションを取りつつ上がりもしっかり使うという完成度の高いタイプで、秋天からそのまま全部獲るんじゃないかと思ってましたが、その後はどうも勝ちきれませんでしたね。
しかし強敵揃いのG1戦線で十分に活躍したと言える成績を収めています。

 

ドゥラメンテ

これも衝撃的な強さを誇る馬でしたね。
3歳時にしのぎを削ったリアルスティールサトノクラウンは共に海外G1を勝ちましたし、あのキタサンブラックドゥラメンテと三度戦い一度も先着したことがありません。

圧倒的な強さで快勝したダービーはもちろんですが、やはり衝撃的だったのは皐月賞でしょう。強いリアルスティールがスムーズに抜け出して勝負あったと思ったところに、一頭おかしな切れ味の馬があっさり交わして行ったのは笑っちゃうレベルの強さでした。

イギリスのポストポンドにはわずかに力負けしたものの、国内の敗戦は負けて強しの内容で、ディープオルフェに並ぶ名馬誕生なるかというくらいの強さでしたが怪我はどうしようもないですね。

宝塚2着後の歩様は素人目に見てもヤバそうだったのでヒヤヒヤしましたが、無事種牡馬になれてよかったです。

 

リオンディーズ

2勝馬ですがこれもインパクトを残した馬ですね。

優等生エアスピネルを大味な競馬で負かした朝日杯も印象的ですが、個人的には負けた皐月賞の印象が強いです。
気性の悪さからなのか、途中から先頭に立ち超ハイペースで逃げる形になってしまったのに、3強にしか先着を許さないという驚異の粘りを見せました。
同じような位置を走っていた馬は当然惨敗しています。

続くダービーでは、今度は末脚自慢の3強より後ろから行くというまたしても極端な競馬に。それでも最速の上がりを使い、結局3強+エアスピネル以外には先着しました。

成績としての結果は残せなかったけど、力の証明はできた馬だと思っています。

 

ミッキーロケット

善戦マンなイメージですが、和田騎手にテイエムオペラオー以来のG1をプレゼントしましたね。まああのレースは和田騎手の完璧な騎乗もありましたが、それに応えたミッキーロケットには感動しました。

ベストレースはシャケトラとの叩き合いを制した日経新春杯でしょうか。
シャケトラは今年復調し、あのフィエールマンに勝ち阪神大賞典を圧勝したところで残念なことになりましたが、そんな強いシャケトラとの叩き合いは記憶に残ってます。

 

レイデオロ

凄く強いんじゃないでしょうか。

ダービーこそルメールの手綱さばきで制したようなもんですが、JCや有馬は負けて強し、秋天は強いメンバーを相手に完勝しています。

ドバイではうっかり先頭に立ってからずっと突かれて失速してしまったので、負けた理由がはっきりしています。

次戦の宝塚は、レイデオロより先着した馬は全てレイデオロより前にいた馬、しかも全てG1馬です。リスグラシューにはどうやっても勝てなかったと思いますが、遠征の影響もあるだろうし、調子を戻せばまだまだG1を勝てるくらいの強力な馬だと思います。

 

さて、またしても一部だけ回顧(懐古)してみました。

キンカメ産駒って記録にも記憶にも残る強い馬がいっぱいいますね。

ディープとキンカメが立て続けにいなくなってしまったことで、一つの時代が一気に終わってしまった感じがします。

ワンピースで言えばゴールドロジャーと白ひげが同時に死んじゃうみたいなもんでしょうか。(ワンピース詳しくないけど)

しかし時代が終わることで新たな時代が来ることが確定します。
一時代を築いた彼らの子孫がまた新たな時代を築くことでしょう。

 

ファンを沸かせ、ロマンを残して旅立った偉大な名馬に感謝し、冥福を祈ります。

ディープインパクト追悼 後継種牡馬は?ディープが残した子供たちの思い出。

ディープインパクトが逝ってしまいました。

僕は父親とダビスタの影響でビワハヤヒデの時代から競馬を観るようになりましたが、テイエムオペラオーが引退する頃には競馬への関心はほとんどなくなっていました。

しかししばらくして現れたディープインパクトという旋風には、世の中の競馬に興味のない人たちと共に巻き込まれ、再び興味を持ち始めることになります。

当時は馬券を買える年齢ではなかったし、G1だけ観る程度のミーハーっぷりでしたが、それでもディープになったつもりで自転車漕いで道行く人々を差しまくっていたヤバめの記憶が鮮明に残っているので、やはりそれだけ魅了されるものがあったのでしょう。

ディープのレース映像自体は最近になってもたまに観るので、リアルタイムで一番印象深いのは実はレースではなく、凱旋門賞失格の際にワイドショーで、油トカゲさんが「ディープインパクトは日本の恥」みたいなことを言っていて無性にイラついたことかもしれません。

 

しかし、あれだけ無類の強さを発揮し多くのファンを魅了したディープインパクトですが、後継の種牡馬として期待できるような産駒がいないことが囁かれていたりします。

競馬ファンとしては、偉大な名馬ディープインパクトの血が未来永劫継がれていくことに趣を感じますよね。

 

そんなわけで今回は、ディープインパクトが残した子供たちの中でも特に思い出の深い馬をさらっと振り返ってみようと思います!

 

 

トーセンラー

きさらぎ賞を鮮やかに勝ったという印象が強いですね。

同世代にオルフェーヴルがいたおかげで"ラー"の名前に反して影が薄いキャラでしたが、様々な距離のG1に出てきてはしれっと2、3着に突っ込んできて度々存在感を見せつけていました。

 

リアルインパクト

こいつがなぜ印象深いかと言うと、当時ガチガチの本命党だった僕が安田記念で人気薄で◎にしてみたら見事勝っちゃったからです。

何気にディープ産駒のG1制覇第一号って彼なんですかね?

今年デビューの産駒が絶賛大活躍中らしいです。頑張れ!

 

ジェンティルドンナ

日本の牝馬史上最高の成績を残したのがジェンティルドンナ

三歳時は圧倒的な能力で牝馬三冠を制し、なんとオルフェまで破ってJCを獲っちゃうんだからとんでもない馬です。

古馬になってからは力の陰りを感じさせたものの、好位差しが決まる競馬の巧さを身に付け、JCを連覇。ドバイシーマクラシックでは直線で包まれたところを強引にこじ開けて勝利。そして衰えが隠せなくなり人気を落とした引退レースの有馬記念も勝っちゃうっていう父親譲りのスター性がありましたね。

そんな引退レースを華麗に外してますね…。

 

ジョワドヴィーヴル

ブエナの妹というイメージの強い子ですが、これもディープ産駒なんですよね。

阪神JFでは筋肉量の少ない仔馬のような馬体で出てきて真っ先に切ったのですが、信じられない豪脚を炸裂させて圧勝してしまいました。

その後は残念なことになりましたが、記憶には残る素晴らしい馬です。

 

キズナ

ディープ産駒と言えばキズナが一番有名でしょうか。

やはり武豊を復活させたあのダービーですね。
武豊とのセット効果で人気が倍増しているような印象があり、同じ時代にオルフェが走っていたので怪物クラスとの差は感じましたが、キズナもやはりめちゃくちゃ強い馬です。

当時世界の一線級候補だったフリントシャーやルーラーオブザワールドを破ったニエル賞はシビれました。

 

ラキシス

牡馬に混ざって善戦した名牝。G1はエリ女しか勝ってないのが意外なくらいです。

キズナの勝ちパターンをねじ伏せた産経大阪杯こそ真価を発揮したような気がします。

確かあのレースで好走した馬は軒並みダメになったので、あそこで燃え尽きちゃったような気もします。
ポテンシャルが高かったと思うので産駒に期待ですね!

 

エイシンヒカリ

これまでのディープ産駒と言えばほとんどが父親譲りの末脚で活躍してきましたが、ここにきて逃げ馬の登場。

しかも大逃げして大斜行しながら圧勝したりとなかなかの個性派でした。

僕は強さを疑って馬券は買わないようにしていましたが、香港やフランスでG1を勝っているのでやはり強かったのでしょう。

世界的に見たらこれがディープ産駒で一番活躍していると言えるかもしれません。
産駒も面白そうですね!

 

ハープスター

ザ・鬼脚娘。

桜花賞ごぼう抜きの後、フジテレビが異常に持ち上げてハープスター中心の実況をした挙句負けて、なんとも言えない空気になったオークスが印象深いですかね。

ベストレースはゴールドシップを破った凱旋門賞の叩きの札幌記念です。
ゴールドシップが負ける時は大体自滅でしたが、この時はしっかり捲りに行った完全な勝ちパターンでした。
普通の馬ならあそこで飲みこまれておしまいですが、寄せ付けなかったハープスターの強さが際立ちました。

本番ではゴールドシップジャスタウェイと共にどうやっても無理な位置からの競馬で6着なので立派です。

 

リアルスティール

一目見て強いと思ったリアルスティールですが、ちぐはぐな競馬ばかりでモヤモヤしていました。

そして負けてばっかりで人気がなかったドバイターフ、ムーアが乗って本当にあっさり勝っちゃったので僕は爽快でした(笑)

全妹のラヴズオンリーユーは今ちゃっかり無敗のオークス馬です。
やっぱり彼も天才馬だったんじゃないですかね。

 

ミッキークイーン

同じ追い込み馬でも、ショウナンパンドラマリアライトのような瞬発系ではなく、じわじわと加速してしっかり追い込んでくる。

そういう意味でディープっぽくない個性派。

何度も馬券でお世話になりました。

 

サトノダイヤモンド

現時点での成績で言えば、サトノダイヤモンドディープインパクトの後継種牡馬最有力でしょうか。

皐月賞とダービーは負けてますが、その勝ち馬もディープですからね。
父の偉大さを知らしめた世代でもあります。

キタサンブラックに勝った有馬記念サトノノブレスのおかげという説もありますが、実際キタサンは楽なペースで走っているので、あの時点でのサトノダイヤモンドはやはりスーパーホースだったのだと思います。

 

マカヒキ

この世代はマカヒキサトノダイヤモンドディーマジェスティのディープ産駒3頭がクラシックを席巻し、当時は史上最強世代と謳われていました。

古馬になってからその神話は崩壊してしまいましたが、マカヒキもまたニエル賞を勝っているので、当時の強さは本物でしょう。

それだけ強かったディープ産駒たちが挙って衰えていくあたりが、ディープ産駒は早熟と言われる所以かもしれませんが…。

最近少し復活の兆しを見せたマカヒキ。頑張れ!

 

アルアイン

アルアインのレースを見てディープインパクトの面影を感じる人はいるのでしょうか?
ジェンティルドンナっぽさはちょっと感じますけどね。

派手さはないものの競馬のセンスが高い馬です。

G1を2勝しているし、ディープ産駒の中でも意外と活躍しています。
並み居る強豪が相手でも、持ち前のセンスでまだまだ対抗できそうですね!

 

ダノンプレミアム

やっと出てきたディープインパクトの最高傑作だと思っています。

ペース関係なく好位で運べて、瞬発力もトップクラス。
勝ったレースはどれを観ても完全無欠です。

リスグラシュー信者の僕が本命にするほどです。
我ながら買い時がわかってますね!(実はダービーも本命にしてますが…)

安田記念は妨害で終わったので論外、距離に対応できなくて負けたとされているダービーは、エポカドーロの後ろを右往左往している隙に外から寄せられて進路がなくなっただけだと思うんですよね。

なので秋天や有馬などガンガン挑戦してほしいですね。

 

ワグネリアン

そうは言ってもワグネリアン
ダノンプレミアムに負けるまではワグネリアンが最強だと思っていました。

と思った矢先にダービー獲って世代の頂点になっちゃいましたね。

大阪杯も負けて強しの内容。
まだまだ期待できるディープインパクトの後継として有力な一頭です。

 

フィエールマン

ラジニケでメイショウテッコンの楽勝パターンを明らかに無理な位置から猛追したのを見て、フィエールマンの強さを確信しました。

完成度の高いダノンプレミアムとは逆に、粗削りなところが可能性を感じさせる一因でもあります。

ワグネリアンより強いかもしれませんね。

春天で叩き合ったグローリーヴェイズもディープ産駒なんですよね。さすが。

 

というわけで、ディープの訃報で真っ先に思い浮かんだ産駒はフィエールマンダノンプレミアムでした。

 

 

さて、さらっと一部だけ回顧(懐古)してみましたが、めちゃくちゃいっぱいいますね…。

後継種牡馬がいないとは言いますが、簡単には書ききれないほどG1馬を輩出していたら血が途絶えることはまずないでしょう。

その他にも、競馬を賑わせたディープ産駒は語りつくせないほどたくさんいます。
ディープインパクトが競馬界に与えた影響は計り知れないってことですね。

ありがとうディープインパクト

 

さらに、現役や未デビューのディープ産駒が父を超える可能性だってあります。

今年は凱旋門賞にキセキ、ブラストワンピース、サートゥルナーリアといった有力どころに加え、フィエールマンと、今年のダービー馬ロジャーバローズの2頭のディープ産駒が出走予定です。

そこでぶつかるのが世界の競馬史上最強馬と言っても過言ではない怪物牝馬エネイブル。

いままでの挑戦の中でも最も強い相手だとは思いますが、もしディープインパクトの子供がエネイブルを負かして凱旋門賞を勝つようなことがあれば、漫画以上のドラマ性がありますね。

ま、日本馬なら誰が勝っても鳥肌立ちますけどね。

 

頑張れディープの子供とその仲間たち!

 

ってなところで、ディープ急逝の衝動で書いたまとまりのない記事終わりまーす。

嫌な思い出を忘れる方法

どうも、時間差日記の貫之です。
それは嘘でして、ガフガリ太郎と申します。

誰でもお手軽にネット上に動画をアップロードできるようになった昨今、あおり運転や迷惑行為、イジメや喧嘩の動画などが散見されるようになりましたね。
これらに共通していることの一つに、「ギャラリーが煽る」という性質があります。

僕も高校時代、そんな気持ちの悪い性質に巻き込まれたことがあります。
今回はそんなエピソードを振り返って、いや~な思い出を浄化したいと思います。

 


200X年、中学校を卒業して浮かれていた僕は、『ブリーチミスト』という今ではあまり見ない、"髪をだんだん明るくする"というアイテムを毎日使っていた。

後に入学する高校は、この辺りでは特に厳しいらしく、普通のブリーチ剤を使っては一発でバレて坊主にされてしまうからである。

僕は全くヤンキー系ではないし、茶髪にしたかったのは完全にただのファッションだった。
田舎の女子高生と同じ発想。
加えて、中学までは無理して明るい人間を演じていた部分があったので、仲の良かった同級生たちと離れる新天地では生来の人見知りらしくひっそりと高校生活を送ろうとさえ思っていた。

来る高校入学の日、少し明るくしすぎたかも?とは思っていたものの、同じように少し茶髪にしてくる奴も何人かいるだろうと、特段目立つレベルではないと判断し、入学式に臨んだ。

すると、体育館に集まった300名余りの中に、やはりチラホラと茶髪の人間が紛れていた。
(うわ~、やっぱああいうのいるんだな~)なんて自分のことを棚に上げつつ少し安心したものの、帰り間際に事は起きた。

暴力沙汰を何度も起こしていて実はヤクザという噂のある副校長(実際はただの強面)が僕のところにきて、

「おい!赤い髪のお前!よろしくな!」

みたいなことをニヤニヤしながら言ってきたのである。やはり少し明るすぎたみたいだった。

(やばい、早速捕まって坊主にされる…)という恐怖を抱き帰路についたが、実際面倒なのはそんなことではなかった。

そこで目立ってしまったせいで、『ヤンキー漫画に憧れてるけど中学ではガチヤンキーがいるからイキれなかったので高校デビューしたヤンキーやるほどの度胸はない人』みたいな奴らの目の敵にされたようであった。

一方の僕は、高校からは陽気さのかけらもない、今の言葉で言うと中身は完全に『陰キャ』である。
それなのにそういう奴らに絡まれるのは御免だった。

とは言え、イキりたがってる彼らも所詮高校デビュー。喧嘩を売ることに慣れていないみたいで、絡み方と言えば、ろくでなしブルースを意識したような変顔でガンを飛ばしてくるくらいのものだった。

当然僕は、不良として名を馳せたいがために髪を染めたわけでは決してないので、睨まれても一瞥をくれてスッと立ち去る陰キャらしい行動を徹底していた。

学校ではゲーム好きのクラスメイトとちょっとお喋りするくらいで、帰宅したら即バイト行って朝までオンラインゲーム。そして学校で寝る。
そんな穏やかな日々を送っていた。

しかし数ヶ月経ったある日、クラスの一度も話したことのない、吉田拓郎の髪型で襟足だけ伸ばしたメガネをかけた男が、昼休みに自分の席で寝ていた僕をいきなり引っ張り起こし、窓際につれていき胸倉を掴み、

「調子乗ってんじゃねーよ!」

と絡んできたのである。

(いやいや、俺が調子乗ってるならほとんどの奴がそうだろうよ…)とは思ったが、明るい髪のおかげで教師陣に注目されていたせいだと即合点がいった。

この時、「あ、ごめん…」と陰キャらしく引っ込んでおけばよかったものの、無駄に負けん気が強い僕は、

「なんだお前。喧嘩売ってんの?」

と挑発してしまった。

すると激昂した彼は、そのまま腹を殴ってきた。
連続して顔を殴ってきて怪我すると思ったので、同時にタックルして押さえ込んだ。

変に手を出して問題になったら困るし、髪を掴まれたので、ただただ押さえつけるという、女の喧嘩より面白くないファイトを展開したのだが、どういうわけか教室中、廊下にも溢れんばかりのギャラリーが出来てしまった。

まるで教室はファイトクラブ。罵声と声援が飛び交う格闘場に早変わり。
ギャラリーからワクワクが伝わってくる。

しかし実際は陰キャがイキりオタクの上に乗っかって押さえつけているだけ。
まさに地獄絵図。

そして膠着状態が続き、押さえつけられたメガネが疲れて掴んでいた髪を離したとき、中学が同じだったU田が走り寄ってきて、

「やめろ!台無しになるぞ!!」

と、なんと僕のほうを羽交い絞めにしたのである。

やめろと言われても最初から最後まで防御しかしていない。
しかもよく考えたら台無しも何も台に乗せるようなモノが当時の僕にはない。

同時に、ギャラリーの誰かが

「ラウンドツー!ファイッ!」

とか言い出してイラッとして拳に力が入ったが、最初の勢いはどこへやら、メガネはもう襲ってくることはなかった。

幸いと言うべきか、無傷で済んだからか、なかなかの騒ぎになったこの件で教師や親から何か言われることはなかった。


しかし後日…
このことがきっかけでまた面倒ごとに巻き込まれてしまった。

いつものように自分の席で寝ていると、これもまたほとんど喋ったことのないサッカー小僧が肩を叩いて起こしにきた。

「O熊が呼んでるぞ」

O熊?そんな奴は知らない。眼中にないとかではなく、本当に知らない。

「O熊?だれそれ」

と言うと、

「スポクラのヤバい奴」

とサッカー小僧は答えた。

スポクラ…。
隣の教室はスポーツ推薦の、男だけの、男塾のようなクラスだった。

まためんどくさいことになった…。
というのも本音だったが、僕の寝込みを襲ったメガネがなんのお咎めもないことで鬱憤がたまっていたし、きっと先日のアレが盛り上がったせいで、それまで喧嘩騒ぎなど一切なかった平和な学校だっただけに、高校デビュー野郎がまた嫉妬して絡んできたんだろうと思って腹が立った。

O熊…。名前からして柔道部だけど、サッカー小僧が呼びに来たってことはサッカー部だろう。じゃあ勝てるだろうやったるわ。的な心中で、僕はサッカー小僧についていった。

スポクラの教室の扉の前には、背は僕より少し高いくらいの、とくに筋肉質でもない、丸刈りで丸顔の、これもまたヤンキーとはかけ離れた垂れ眉の男が待ち構えていた。

顔が黒い。熊…。いや、焦げたアンパンマン。そいつがO熊だった。

すでにアドレナリンが分泌されていた僕が前のめりに、

「お前か?」

と言うと、

「さっき目ぇ合ったよなあ!?」

と、O熊は扉を蹴りながら言った。

おそらくこれは、「何メンチ切っとんねん!」の時間差バージョンである。
その時に言ってこないあたりが実にこの高校らしい。

しかし僕は誰にもメンチなど切ったことはない。

絶対こいつは喧嘩したことない。勝てる。万が一負けるとしても骨の二本くらいはねじり折ってやる。
そんな気概で僕はまたしても、

「はあ?お前なんか知らねーよ」

と言ってしまった。
言いながら、ふと我に返った。

頭より首の太いメフィラス星人に似た坊主頭のガタイの良い男と、140キロはありそうなガスダンゴのような男が、ザーボンさんドドリアさんのごとくO熊の両隣から睨んでいるのだ。
そしてその後ろには北斗の拳の雑魚の雰囲気で小坊主どもがヘラヘラこちらを見ている。

焦げパン野郎に勝ったところで、結局こいつらに捕まってパンツ脱がされでもしたらおしまい。
そんな危機感で僕の戦意は一瞬で消え失せ、

「そんな怒んないで平和に仲良くやろうよ」

と、人生で一度も言ったことのないセリフを自然と発しながら焦げパンの肩をポンと叩き、続けて

「じゃあね」

と言い放ち、自分でも不思議なくらいスムーズに敵前逃亡した。O熊は引き止めはしなかった。

こんなのがまかり通るところもまたこの高校らしい。

そうして、悪目立ちしていた僕が実はヘタレな陰キャだと広まったのか、それからは変な奴に絡まれることもなく、平穏が訪れた。


しかしある日、登校中にあの焦げパン野郎に遭遇してしまった。
うわっ…と思っていると、彼は

「オハヨー」

と挨拶してきた。

僕らの文化では、男同士で「おはよう」と挨拶することなどまずなかったので、

「お、おう」

と返すしかなかった。

仲良くやろうよとは言ったものの、友達になろうという意味ではない。
向こうもそうは捉えていないはず。不気味だ。

そしてどういうわけか、登校中や駐輪場などで焦げパンに頻繁に遭遇するようになってしまった。

彼は毎回必ず「オハヨー」と気色の悪い笑顔で挨拶してくる。
向こうも一人なので、からかってきているわけでもない。
実は案外育ちがいいのだろうと思うことにした。

そんな関係は高校1年の間続き、2年から彼とは校舎も変わったようで、遭遇することは一切なくなった。


そして月日は流れ、高校を卒業し、何の気なしに卒業アルバムを見ていると、スポーツクラスのページに目が留まった。

男だらけの、体育祭や修学旅行の思い出の写真が切り貼りされているページだった。
そこには焦げパンことO熊が、全裸で男たちに乳首をつままれて満面の笑みを浮かべている写真がでかでかと貼られていた。

高校1年の記憶がフラッシュバックした。

 

「スポクラのヤバいやつ」

 

「目ぇ合ったよなあ?///」

 

「オハヨー

 

 

 

 

以上、体験談をラノベチックに書いてみました。ラノベ読んだことないですけどね。
実際のエピソードを長ったらしく書くときはこうした文体のほうがスラスラ書けます。
いかんせん語彙が乏しいので娯楽小説にはなり得ませんが…。

 

さてさて、いや~な思い出でしたが、こうして書いてみるとやっぱりくだらなく思えます。
過去の嫌な経験はいざ書き出してみると浄化できることがわかりました。

ということを、需要のない一般人の半生の一節を書き連ねる理由にしておきます。

そしていずれ自伝を執筆し、ひ孫にでも反面教師日記として読んでもらえたらと思います。

【宮迫、涙が出ない!】雨上がり宮迫さんとロンブー亮さんのおもしろ謝罪会見

どうも、全く絡んだことがないのになぜか元ほっしゃん。Twitterブロックされました、ガフガリ太郎と申します。

 

さて、今日は宮迫さんと亮さんの謝罪会見を観ました。
僕の個人的な想像を含んだ感想を書きます。

dot.asahi.com

 

僕は特定の芸能人に関するツイートをあまりしないし、どの芸能人のファンでもアンチでもありませんが、なぜか宮迫さんに関するツイートをよくしています。

 

それでは回顧してみましょう。

 

 

これは多くの人が思っているでしょう。
後輩のウケた発言を時間を止めて繰り返したりしますからね。ま、エンタの字幕と同じように、「ここ笑いどころですよ!」って意味でわざとやっているのかもしれませんが。

 

宮迫さんといえば、お笑いだけに関して言えば自分発信ではなく周りにイジられた時に輝く人だと思っています。テレビでのポジションはお笑い以外のスキルが高かったおかげでしょう。
なので最近のスタイルでは『一つも面白いこと言わない芸人』と映るのも仕方ないでしょう。

 

もうアメトークは無理だと思うので、なんとかしてイジられるポジションになってほしいですね。こればかりはダウンタウン松本さんにかかっていると思います。

 

ストーンウォッシュでドーン!!とかドロップキックのやつです。先輩に対して傍若無人な振る舞いをしたのがハマった回ですね。
あれを機にワンナイとかでSキャラが固定化されたような気がします。

カジサックのYoutubeでは、「俺こんなんやれてまうねん」を強烈に披露しています。

今ここに貼ろうと思ったらどうやら非公開になっているようですね…。残念です。

 

 

ここからは今日の会見の感想です。

 

謝罪については賛否両論あるとは思いますが、今回の着目点はそこではないのでどうでもいいですね。

 

数年前と同じこと言ってますね。

 

 

事務所とかの話はあまり興味がないので詳しくないのですが、なんか揉めたほうが面白そうですよね?

 

男気を見せた宮迫さんですが、やはり端々から彼の人柄が感じられて面白かったです。

普通に謝るだけでも開き直っても正論だけ述べても、おそらく芸能人としての需要はなくなっていたと思うので、芸能人としての起死回生の一撃としてはかなり良い会見だったと思います。

まともな人に頼って移籍か独立するか、ロンブー淳さんに頑張ってもらえば、テレビは無理だとしてもそれなりに復活できるような気がします。

 

 

 

一番面白かったシーン。ほんと、コントでした。
皮肉にもガキの使いで「早泣き王選手権」みたいな企画がありましたが、完全にソレでした。

 

なんかそんなエピソードトークの記憶があります。

 

長かったので質疑応答あたりで観るのやめましたが、編集すればいいコント作品になるのではと思いました。

AI字幕は怒涛の誤字フィーバーだったので、Youtubeにコメントするような層の笑どころも押さえてそうです。

 

 

さてさて、そんなわけで自分のツイートをさらってみた結果、宮迫さんに関心ありまくりということがわかりました。

まだまだお笑い芸人の宮迫さんを観たいと思わせる内容の会見だったことに間違いありません。

ガンバレ!宮迫!!

サスペンス好きのおすすめ映画5選!ネタバレなし!

どうも、小遣い稼ぎのクソコメンテーターです。
それは嘘でして、ガフガリ太郎と申します。

近年、NetflixやHuluのおかげで、誰でも簡単に、自宅でコスパよく映画を観られるようになりました。
返却が面倒でTSUTAYAやGEOを利用するのは億劫な僕にとっては良い時代になったものです。

 

そんなわけで先日、Netflixで話題作『バード・ボックス』を観ました。

www.netflix.com

ジャンルとしては一応サスペンス・スリラー・ミステリーってところでしょうか。
一言で表すと「外で"何か"を見たら何故か自殺したくなっちゃうから目隠しして生活しよう!」っていう映画ですね。
つまるところ、"原因不明の自殺衝動"が題材の映画です。
シャマランの『ハプニング』みたいですね。内容も似たような感じでした。

まあまあ面白かったけど、「え?これで終わり?」っていうのが正直な感想です。
つい最近同じくNetflixで、『ドント・ブリーズ』という盲目の爺さんがジェイソン役の映画を観たので、「あの爺さんがいたらめっちゃ強そう」という雑念を払うには足りない結末でした。

 

個人的な好みにはなりますが、投げっぱなしのオチはあまり好きではなく、はっきりしたラストがある作品が僕は好きです。
ただ、2時間ちょっとという映画の尺で、高いサスペンス性を持ちつつ秀逸なオチをつけるというのはかなり難しいのかもしれません。

しかし長編ドラマの『LOST』なんかは、あれだけ長いことやっておいて「各々の宗教観に任せますよ」的な卑怯なオチをつけて名作とされていたりするので、世間的にはそこらへんはあまり重視されてないのかなとも思います。

まあ、映画やドラマを観る人皆が皆、ジャンルや構成・展開に注視しているかといえばそうではないだろうし、むしろ少数派かもしれませんけどね。

 

とは言え、映画・ドラマ・漫画・小説・アニメなどといった"媒体"のオタクではなく、『サスペンス』という"様式"が好きな僕のようなタイプの人も多いと信じて、ここからは僕の好みのサスペンス映画を思いつきでざっくり紹介していこうと思います。
アフィリエイトブログではないただの趣味ブログなので、感想の信憑性はあるのではないでしょうか!


…とその前に、サスペンスとスリラーってどう違うの?と今書いていて思ったので、wikipediaではどう書かれているのかググってきました。

スリラー映画は、観客の緊張感や不安感を煽ることを狙いの一つにしているような映画。
サスペンス映画は、観客の緊張感を煽ることを狙いの一つにしている映画のジャンル。

だそうです。
これだけだと同じように思えますね…。

なので、僕個人の定義では、
『スクリーム』みたいなあからさまな恐怖に追われる映画がスリラー
SE7EN(セブン)』のように得体のしれない謎を追及するに当たって緊張感を伴う映画がサスペンス
ということにしておきます。
要は、ミステリ要素が強いのがサスペンスということで。

というわけで以下、おすすめのサスペンス映画5選!

 


アイデンティティ

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嵐の夜に偶然モーテルに居合わせた11人の間でおこる連続殺人のお話。
ミステリでは王道とも言えるこのシチュエーションで開幕からグッと掴まれるし、内容に無駄がないので意外と万人受けもするんじゃないでしょうか。
飽きさせない展開で緊張感があり、最初から最後まで面白いです。
そして最後にどんでん返しが綺麗に決まります。

 

ちなみに、この作品に似たようなシチュエーションで始まる『モーテル』というサスペンスホラー映画は、真逆のことをして見事にクソ映画になっています。
雨が降っていないのが一番大きいですね。
雨は緊張感を引き立てるのにとても重要なエッセンスだと思うので、サスペンス映画を作る監督さんにはぜひ「問答無用で雨を降らせてください」と訴えたいです。
そして"シリアルキラーが焦る"シーンがあり、恐怖が一気に冷めます。
なぜわざわざ犯人の心理描写を入れてしまうんでしょうね。

 


SAW(ソウ)

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ホラー・スプラッタ作品として評価を得ているSAWですが、SAW1はそこまでグロくはありません。
非常に完成度の高いサスペンス映画です。
"目が覚めたら密室にいる"という、いまとなってはベタベタの設定ですが、それほど後続に影響を与えたってことなんですかね。
部屋の中での展開が少し物足りないような気もするけど、これくらいでいいのかもしれません。

というのも、この手の"制限された状況下"で展開されるお話は、余計なことをするとそっちが気になって仕方なくなったりします。
例えば『LIMIT』という映画は、"気づいたら棺桶の中、ここはどこで誰が何の為に…どうしたら助かるんだろう"という、設定だけでクッソ面白そうなんですが、なぜか途中で棺桶の中にヘビが出てきたり小火が起きたりします。
この映画の設定を好む人はそういう恐怖を求めていないと思うのですよ。まさに余計なことです。

 


フォーン・ブース

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こちらは舞台が"電話ボックスの中"
掛かってきた電話に出てみると、何者かに「そこから一歩も出るな」と脅され、ヤバい展開になっていきます。
余計なことがされずにテンポ良く進むので、ハラハラドキドキが止まらない、まさにサスペンス映画。尺も81分と絶妙。
アメリカ映画ほとんどに言えることだけど、登場人物が鈍感でせっかちなのは少し気になります。

 


ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

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死刑制度反対者でありながら、冤罪と囁かれつつも死刑判決を受けている男の真実を巡る話。
といっても、法律関連の難しい内容ではなく、サスペンス映画として非常に観やすく綺麗にまとまっています。
話の展開もちょうどいいテンポで進み、ラストへ向けるたたみかけもハラハラさせられます。
ミステリ好きにとっては想定内のオチですが、驚愕とも感動とも違う、ゾクッとくるような完璧な演出です。
数ある『どんでん返し映画』の中でも、最も強烈に炸裂するラストシーンではないでしょうか

 


エスター

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パッケージのキャッチコピーに「この娘、どこかが変だ。」と書いてあります。
「さてはこういうことだな?」と疑って観る人は多いでしょう。大丈夫、ズバリその通りです。
そんなわけで、どんでん返しのネタがわかっていても楽しめる映画です。

余談ですがこのエスター役の女優さん、後に見た『ハンガー・ゲーム』に脇役として出てきたのですが、エスターが強烈すぎたせいで「この娘、なにかあるな?」と思って観てしまいました。なにかあったかどうかは書かないことにしておきます。

 

 

 


5選!とか言いながら、他にもいくつかレビューしてしまいましたね。
批判癖がありまして、つい。

こう、様々な事柄をつい批判してしまう僕は、「批判ばっかりして楽しい?」と、批判などせずに何でも褒める聖人君子さんから批判されることがあるのですが、幼少期からツッコミどころを見つけるのが癖になっているだけなので、決して難癖つけて貶めようとしてるわけではないのですよ!

そんなわけで、他人の意見に流されやすかったりする人は、批判癖をつけると自分にとって良いものと悪いものを自分で判断できるので、何事も楽しくなると思いますよ。

以上、他人によるおすすめ映画5選でした。

 

今度は気が向いたら小説・漫画バージョンも書いてみようと思いまーす。

2018 競馬予想回顧(G1) ~全レース3連単的中させた回収率の鬼の予想術!~

どうも、お久しぶりです。情報商材売り太郎です。
それは嘘でして、ガフガリ太郎と申します。

と挨拶から入ってみたものの、実はこのブログ寂しいことに読書がいないので完全にチラ裏なんですけどね。
昔は内輪向けネトゲブログでも1記事4桁アクセスはあったのですが…まあ読者増やそうと何かしてるわけでもないですけどね。これからテーマでも決めようかな。

とは言え、箇条書きにしてもつまらないので、読者がいるテイで書こうと思います。
Twitterで自分で質問書いて自分で答えてる芸能人気取りの人みたいですけどね。

 

さて、今年も競馬が終わりました。光陰矢の如し。

2009年からPATを始めた僕ですが、通年の馬券回収率は2015年まで安定して100%を超えていました。
ところが2016年にとうとう100%を下回ることになり、2017年も名馬キタサンブラックに逆らい続けたおかげで、普通にお金のかかる趣味になってしまいました。

しかし、僕のような、ギャンブラーでも予想屋でもないただの予想・考察好きにとっては、回収率ばかり意識するのも趣味としてどうなのかというところがあったりします。

というのも例えば、有馬記念だけ馬券を買う人が単勝1点で勝った場合、回収率890%と、ほとんどのプロ予想家たちを大幅に上回る年間回収率を叩き出すことになります。

(ちなみにnetkeibaの予想家ランキングでは、1位の方で167%、10位から100%を下回っているようです。)

yoso.netkeiba.com
すると、難解なレースは買わない方がいいことになり、最終的には馬券なんて買わないほうがいいよねって結論に落ち着きます。

競馬ファンならG1は期待値が低くても馬券を買いたくなるものですからね。

 

そんなわけで、世の中の負け続けている競馬おじさん達が馬券を買い続ける言い分に共感しつつ、今年のG1レースの予想と回顧を、Twitterで発言した分だけ振り返ってみようと思います。

フェブラリーS

予想

 

結果

人気 着順
ゴールドドリーム 1人気 2着
サウンドトゥルー 11人気 8着
サンライズノヴァ 3人気 4着
ノンコノユメ 4人気 1着

人気のテイエムジンソクを軽視し、インカンテーションも押さえていたので、よくある有料予想屋風に言ってみれば、△→◎→△で3連単ズバリ的中というところです。

高松宮記念

予想

 

結果

人気 着順
◎ファインニードル 2人気 1着
○ナックビーナス 10人気 3着
▲ブリザード 6人気 5着
ダンスディレクター 4人気 4着
△キングハート 12人気 10着

ツイートはしてないですがこんな感じですかね。馬券は3連単的中しました。

1番人気のレッドファルクスはこの頃既に行き脚がつかなくなっていたので、信頼度が低い人気馬でした。
ナックビーナスは相手関係がさほど変わっていないのに人気落としすぎでしたね。

大阪杯

予想

 

結果

人気 着順
サトノダイヤモンド 3人気 7着
○トリオンフ 7人気 8着
アルアイン 2人気 3着
シュヴァルグラン 4人気 13着
△スワーヴリチャード 1人気 1着

結果論ですがここでは既にサトノダイヤモンドは弱体化していたようですね。
スワーヴが強かったのも結果論なので、あれだけ人気してしまうとしょうがなかったです。
トリオンフはなんなんでしょう。あのエアウィンザーを2回もねじ伏せてるので、G1では足りないってわけでもないと思うんですけどね。

ペルシアンナイトも一応買ってはいたので、ここも予想家風に△→△→○で3連単的中!ということにしておきます。

桜花賞

予想

 

結果

人気 着順
◎ラッキーライラック 1人気 2着
○リリーノーブル 3人気 3着
▲トーセンブレス 8人気 4着
△アーモンドアイ 2人気 1着
△マウレア 4人気 5着

アーモンドアイ以外は完全的中でしたが…。あそこまでの強さとはこの時は思っていませんでした。
シンザン記念では1着固定でしたが、正直あそこはメンバーが弱いだけだと思っていたので。

ガミったけど3連単的中は的中です。

皐月賞

予想

 

結果 

人気 着順
◎タイムフライヤー 6人気 10着
エポカドーロ 7人気 1着
▲グレイル 10人気 6着
△ダブルシャープ 14人気 13着

エポカドーロを対抗にしたはいいけど、結局買わなかった気がします。
大荒れでしたが、ツイートした印をミックスすると○→△→△で3連単的中ですね!

天皇賞・春

予想

 

結果

人気 着順
レインボーライン 2人気 1着
○ミッキーロケット 9人気 4着
シュヴァルグラン 1人気 2着
▲クリンチャー 4人気 3着

こんな風に混ぜると完全的中しているように見えますね。
◎→▲→▲で3連単的中!と。ま、実際はカレンミロティック軸の大穴狙いだったので、人気決着になっちゃったら仕方ないですね。

かしわ記念

予想

 

結果

人気 着順
インカンテーション 1人気 3着
○ヒガシウィルウィン 7人気 7着
ゴールドドリーム 2人気 1着
△オールブラッシュ 6人気 2着

3連単をメインに買ってますが、自信がないときは3連複も買ったりします。
こういうことをやっていると負けないけど大勝ちはないんですよね。

ま、印的には▲→△→◎で3連単的中です。

NHKマイルC

予想

 

結果

人気 着順
◎タワーオブロンドン 1人気 7着
○レッドヴェイロン 9人気 3着
▲パクスアメリカーナ 4人気 6着
△ダノンスマッシュ 13人気 8着
☆ロックディスタウン 11人気 18着

1番人気が包まれて力を発揮できないという、典型的な荒れ方のレースでした。

ロックディスタウンが宙返りしたのはここだっけ?あいつは海外行くとか環境がガラリと変わればワンチャンあるかもしれないですね。

9番人気を対抗にしたからここも△→△→○で3連単的中ってことでいいですか?

ヴィクトリアマイル

予想

忘れました。

 

結果

リスグラシューは末脚があるけど加速に時間がかかるので、直線だけの勝負では勝ちきれません。東京新聞杯でそこをクリアしたと思いきや、また直線一気勝負に出るってどうなのっていうレースでした。

ここも外しましたが本来ならソウルスターリングが一番強いはずなので、3連単的中!ってことでいいですかね。

オークス

予想

 

結果

人気 着順
◎ラッキーライラック 2人気 3着
○リリーノーブル 4人気 2着
▲アーモンドアイ 1人気 1着
△マウレア 6人気 5着

「ブエナクラスの力があっても後ろからでは届かない」なんてことを言ってたら、先行してあっさり勝っちゃいましたね。
他馬と次元の違う脚を持っていながら、自在性まで備えてるんだからチートですよ。
ルメールさんごめんなさい。

馬券は一応3連単的中でした。

日本ダービー

予想

 

結果

人気 着順
◎ダノンプレミアム 1人気 6着
エポカドーロ 4人気 2着
ステルヴィオ 6人気 8着
ワグネリアン 5人気 1着

稀に見る大荒れでしたね。

ワグネリアンは大外+福永騎手で評価落としましたが、福永騎手がここにきて急に積極的に勝負して差し切ったので、お見事としか言いようがないです。足し算ではなく掛け算だったようですね。

コズミックフォースはさすがに読めませんでした。

ヤケになってぶち込んだ目黒記念はちゃんと当たったので、ダービーも3連単的中ってことに換算しときましょう!

安田記念

予想

 

結果

人気 着順
◎スワーヴリチャード 1人気 3着
○モズアスコット 9人気 1着
リアルスティール 4人気 15着
レッドファルクス 8人気 9着
☆アエロリット 5人気 2着

モズアスコットは連闘で人気落としすぎてたので狙ってみました。
それにしても面白いくらいにコースが空いて、ごっつぁん感もありましたね。
スワーヴリチャードが抜けてるかもとは思いましたが、最近のマイル組は2000で好走するし、王道組と差がないような印象を受けますね。

○→☆→◎で3連単的中です。 

宝塚記念

予想

してません。

 

結果

まさかのミッキーロケットでしたね。
正直力は足りないと思ってましたが、イン有利な馬場を和田騎手が完璧にロスなくエスコートしての勝利でした。感動しました。 

帝王賞

予想

ツイートせず。

 

結果

人気 着順
ゴールドドリーム 2人気 1着
ケイティブレイブ 1人気 2着
サウンドトゥルー 4人気 3着
アポロケンタッキー 5人気 9着

普通に3連単的中でした。
このぐらいの額なら1点で外しても後悔しないんですが、どうしても保険をかけてしまいますね。

スプリンターズS

予想

ツイートせず。

 

結果

人気 着順
◎ファインニードル 1人気 1着
○ラブカンプー 11人気 2着
▲ダイメイプリンセス 10人気 4着
△ラインスピリット 13人気 3着

3連単的中です。どうも短距離G1はG1実績馬に人気が偏るように思えますね。
メンバーは変わらないのにここまで人気が落ちるのは美味しいですね。 

マイルチャンピオンシップ南部杯

予想

 

結果

人気 着順
◎ルヴァンスレーヴ 2人気 1着
ゴールドドリーム 1人気 2着
ノンコノユメ 3人気 4着
ベストウォーリア 6人気 6着

高く評価しているゴールドドリームよりさらにルヴァンスレーヴを高く評価したので、3連単的中と言っていいでしょう。

秋華賞

予想

 

結果

人気 着順
◎アーモンドアイ 1人気 1着
○サラキア 4人気 4着
▲プリモシーン 6人気 7着
△ラッキーライラック 2人気 9着

チート馬アーモンドアイはここでは負けようがないですね。
1着は間違いないので2,3着を当てる実質馬単のレースでした。

ミッキーチャームとカンタービレ買いたくないってわざわざ言ったら両方来てしまったので、これはもう逆に3連単的中と言っていいでしょう。

菊花賞

予想

 

結果

人気 着順
◎フィエールマン 7人気 1着
○ブラストワンピース 1人気 4着
▲エタリオウ 2人気 2着
△グローリーヴェイズ 12人気 5着

3着のユーキャンスマイルは完全に無視してましたが、7番人気のフィエールマンを頭固定にできたのでもはや3連単的中と言ってもいいかもしれませんね。

フィエールマンの前走は、前残りの展開で一頭だけ後ろから飛んできての2着で、完全に脚を余していたので狙えました。

逆に今回、ブラストワンピースは外回してキレのある馬より後ろから行って完全に力出せず。こういう負け方は次走人気落とすなら買いです。

天皇賞・秋

予想

 

結果

人気 着順
レイデオロ 2人気 1着
ヴィブロス 7人気 8着
マカヒキ 3人気 7着
ステファノス 9人気 9着

スワーヴが飛んだりと、想定内の結果ではありましたが、期待の割には不発に終わったレースでした。レイデオロ1着固定ですが、ヴィブロス2、3着を買いまくったので。

ま、3連単的中は的中ですけどね!

エリザベス女王杯

予想

 

結果

人気 着順
リスグラシュー 3人気 1着
○ノームコア 2人気 5着
▲レイホーロマンス 12人気 13着
△レッドジェノヴァ 4人気 4着

モレイラが動かしていって勝ちましたね。ああいう馬は武豊騎手には合わないと思います。
ノームコアの敗因は忘れました。
レイホーロマンスはいい脚が使えるので、ハマれば穴を開けると思って毎回狙ってるけどなかなかハマりませんね。

リスグラシューの買い時を見極めたという意味で、ここも3連単的中です。

マイルCS

予想

 

結果

人気 着順
ロジクライ 6人気 14着
○ミッキーグローリー 8人気 5着
ステルヴィオ 5人気 1着
アルアイン 4人気 3着

一番強いステルヴィオがイン突きして勝ってしまった…。
ロジクライの前走があまりにもあっさり勝ったから本格化したと思ったんですよね。

ただまあステルヴィオ信者の僕はロジクライ軸は不安だったので、3連複にしました。
そこにたまたま2着のペルシアンナイトも入ってましたね。

ここも実質3連単的中ですね。

ジャパンC

予想

 

結果

人気 着順
◎アーモンドアイ 1人気 1着
サトノダイヤモンド 3人気 6着
▲スワーヴリチャード 2人気 3着
シュヴァルグラン 5人気 4着

スワーヴリチャードが前走大敗してる割に人気してましたね。
そしてキセキが強かったです。最近の強い逃げ馬は皆スロー逃げだったので、キセキは貴重な存在です。
サトノダイヤモンドは、特に不利もなく状態も悪そうではなかったので、ここにきて単純に劣化しているのがハッキリわかりました。一縷の望みはあったのですが…。

そうそう、アーモンドアイ以外さっぱりわからなかったので結局ミッキースワローが突っ込んでくるのを狙ったんでした。

ま、3連単的中はしてますけどね。

しかしここ数年でもかなりインパクトのあるレースでしたね。
周囲の評価よりも更に強いと毎回思ってるアーモンドアイですが、それをまた更に上回ってくるんだからとんでもない馬です。

チャンピオンズC

予想

 

結果

人気 着順
◎ルヴァンスレーヴ 1人気 1着
○オメガパフューム 4人気 5着
ケイティブレイブ 2人気 11着
ウェスタールンド 8人気 2着
サンライズソア 3人気 3着

3連単的中です。

基本的に直線一気じゃ届かないレースなので、人気どころのサンライズノヴァとノンコノユメをバッサリ切ったのが功を奏しました。

ルヴァンスレーヴはJCのアーモンドアイを観ているようでした。めちゃくちゃ強い。 

阪神ジュベナイルF

予想

ツイートせず。

 

結果

3連単的中ですが堅すぎましたね。

上位2頭がかなり強そうです。 

朝日杯フューチュリティS

予想

 

結果

人気 着順
◎グランアレグリア 1人気 3着
ケイデンスコール 4人気 13着
▲ドゴール 6人気 12着
マイネルサーパス 5人気 10着

今年最も下手くそな予想をしたのがコレですかね。
あまりにも酷すぎて逆に3連単的中と言ってもいいのではないでしょうか。

しかし競馬新聞の記者さんたちは毎週このレベルの予想してますよね。
どういう根拠で印つけてるんでしょうか。僕はこのレースは"なんとなく"だった気がします。
でもまあ、その記者さんたちのおかげで勝ててるのかもしれないので、その調子で頑張ってくださいって感じですね。

有馬記念

予想

 

 

結果

人気 着順
レイデオロ 1人気 2着
○ブラストワンピース 3人気 1着
▲パフォーマプロミス 7人気 14着
マカヒキ 12人気 10着

 

ブラストワンピースは締め切りまで5番人気だったのに、終わってみれば3番人気になっていましたね。少し闇を感じますね。

シュヴァルグランは3、4番人気になると思っていたので、単勝とはいえ9番人気はさすがに舐められすぎです。

勝ちは勝ちですが、実は

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有馬外れ

この、レイデオロ1着のブラストワンピース2、3着の3連単を本線でごっそり買っていたので、大きな機会損失をした気分です。

子供の頃なりたくないなーと思っていたおっさんのように「差せ!差せ!」と呟いてしまいました。決着の5秒前の僕の脳内未来図では3連単的中でした。

しかしブラストワンピースは普通に強かったですね。

「競馬にたらればはない」という文句を受け売りで言う人がよくいますが、実際はどうなんでしょうね。

ブラストワンピースは、ダービーでは直線で塞がれて全く脚を使えず仕舞い。
菊花賞も前述したように力負けではなく、それ以外のレースは全て圧勝しています。
なので、実はまだ底を見せていませんでした。

つまり、有馬記念でブラストワンピースを高く評価していた人は、勘か、たらればをファクターにしていたことになるので、競馬の予想にたらればは重要と言えるでしょう。

なので正しくは、「競馬にたらればはない」ではなく、「結果にたらればを言ってもしょうがない」ってところでしょうかね。まあ、競馬に限ったことじゃないですね。

ホープフルS

予想

 

結果

人気 着順
◎ブレイキングドーン 4人気 5着
○サートゥルナーリア 1人気 1着
▲ジャストアジゴ 10人気 11着
△ニシノデイジー 3人気 3着

○→△→△で3連単的中です。

サートゥルナーリアが持ったままこじ開けて楽勝という、末恐ろしい勝ち方をしました。
強いのはわかっていましたが、揉まれ弱いかもというわずかな弱点があるかと思って対抗に落としましたが、とんでもなく強かったです。
エピファネイアより強くなりそうですね。リオンディーズの時もおんなじこと言ってましたが。早くも頭二つくらい抜けた印象です。

他に抜けているのは並んでも抜かせないアドマイヤマーズ。
あと負けてはいますが、ヴェロックスがクラシックでは活躍しそうな気がしてます。

牝馬はダノンファンタジーとクロノジェネシスに、これも負けはしましたがアウィルアウェイがかなり強そうです。

東京大賞典

予想

 

結果

人気 着順
ゴールドドリーム 1人気 2着
サウンドトゥルー 4人気 4着
ケイティブレイブ 2人気 3着
△オメガパフューム 3人気 1着

4頭立てで正解でした。が、その4頭の順位を見事に間違えましたね。
オメガパフュームが普通に強かったです。

ルヴァンスレーヴには完封されてるものの、チャンピオンズカップは明らかに無理な位置取りで度外視可能なのでゴールドドリームより強い可能性も秘めていたわけです。

しかし使い詰めの上にマイナス体重にしては人気しすぎなのを嫌って、サウンドトゥルーを狙って負けました。

今年最後の馬券がトリガミといういや~な結果でした。

3連単的中はしてますけどね。

 

 

まとめ

そんなわけで、

全G1レース3連単的中を達成しました!!

 

はい、こうしてみるとG1って結構ありますね…。

振り返ってみると、馬券の買い方が下手なのがハッキリわかります。
とにかく点数が多い。同じ内容で強弱をつけて買ってるので、パッと見よりは実際の点数は少ないのだけど、それでも多いですね。人気馬を絡めてこれはいけませんね…。

しかし!これでもほとんどのプロ予想家よりは的中してるのではないでしょうか!

全体の回収率では井崎先生や細江さんの5、6倍はいけたと思います。
競馬番組制作スタッフの方々、出演の準備して待ってますね。

ま、馬券は少額しか買わないので大した配当金収入はないんですけどね。

 

あ、ちなみに予想家さんをディスるつもりはありません。

過去レースの分析を無料で丁寧に書いてる予想ブログもあるし、状態面や枠傾向、トラックバイアスなど、自分が予想する際の時短になるし、意外と参考になったりします。

たまに「有料予想屋なんて詐欺だよ。本当に予想が当たるなら自分が馬券買えばいいだけ」とか仰る方がいますが、そういう限りでもありません。

仮に、年間回収率167%の予想屋さんが買い目を全て公開して、その通りに回収できたとしても、1年間に馬券に使う額が100万円だった場合、年間利益(税引)は67万円にしかなりません。

ところが、例えばその予想を月額1000円で100人に売った場合、年間120万円の収入になります。
平凡な金銭感覚と、予想を売る手段を持っている人であれば、馬券を買うより予想を売ったほうがローリスクハイリターンなんですよね。

なので僕は予想家さんをリスペクトしています^^

 

というわけで、みなさん。
僕の予想買いませんか?(嘘)

人狼ゲームオンライン

最近また人狼がちょっとしたブームになっているようですね。

人狼 ジャッジメント

人狼 ジャッジメント

  • Sorairo,inc.
  • ゲーム
  • 無料

これの影響でしょうか。

僕は何を言ってもあやしく見える風貌らしく、人狼みたいな嘘ついてなんぼのゲームはクソ向いてないのですが、最近はスマホアプリでも手軽にオンラインチャット対戦ができるらしいので、ちょっとやってみようかと。

一応、5年くらい前にどこかのサイトで少しやったことがあるけど、ルールを完全に忘れたので、昔のチャットログを読み返して予習してみました。

その中から僕の嘘が通用したログを貼ってみます。どれが僕でしょうね。

 

ルール

  • 村人4、占い師1、霊能者1、狩人1、人狼2、狂人1の10人制
  • 昼のターンと夜のターンを交互に繰り返す。
    昼のターンは生存者は全員会話が可能。持ち時間は各ターン130秒ずつ。
  • 昼のターン終了までに多数決投票で1人生贄に。(吊るというやつ)
  • 夜のターンは人狼2人だけで話し合って1人選んで殺せる。
    それと同時に占い師と狩人は能力発動先を指定。
  • 死んだ人は最後に一言遺言を残せる。グレー文字は死者と観戦者の会話っぽい。
  • (※占い師…夜のターンに指定した1人が人狼かそうでないかがわかる)
  • (※霊能者…死んだ人が人狼かそうでないかがわかる)
  • (※狩人…夜のターンに指定した1人を人狼の襲撃から守れる)
  • (※狂人…村人と同じ。ただし、人狼が勝つと狂人も勝ち)

こんな感じでしょうか。

 

ゲームログ

【1日目・昼】明るい昼が来ました!自由な会話時間です。
【投票開始】皆さん、生き残るために人狼だと思う人に投票てください!

7 タクト > いぇーい
2 ジュンイチ > おはようございます
アリス > あっ
1 ヒロシ > おは
6 ナオシ > おはです
9 ケニヤン > おはよ~
10 カスミ > おは
5 ジュン > おはです
10 カスミ > 占いCO
2 ジュンイチ > 占い師COお願いします!
7 タクト > 占いCO
4 カエデ > おはです
8 シューティー > おは
ユッケ > あっ
2 ジュンイチ > 7 10 占い師CO
1 ヒロシ > 7、10把握です。
3 テツヤ > おはですー。
9 ケニヤン > 占いが7と10だね
1 ヒロシ > 偶数だね。
5 ジュン > 7.10おk
9 ケニヤン > パスする?
2 ジュンイチ > さっき怒られたので、占い師2人だから最初は占い師には投票なしにしましょうか
10 カスミ > あいー
5 ジュン > ですね
3 テツヤ > ですね。
1 ヒロシ > オッパスで?
8 シューティー > パスした
9 ケニヤン > 偶数だしねw
5 ジュン > ぱすおk
3 テツヤ > パスしました
2 ジュンイチ > 7は僕
2 ジュンイチ > 10は1を
7 タクト > おけです!
2 ジュンイチ > あ、僕じゃだめだ
1 ヒロシ > ?
1 ヒロシ > 占い指定?
2 ジュンイチ > てかここでいうと
10 カスミ > 占う対象いっちゃったら殺されるんじゃない?

【1日目・夜】恐ろしい夜が来ました!村中に狼の遠吠えが響き渡っています。
【襲撃開始】人狼よ、仲間たちと相談して対象を1人決めてその人を襲撃してください。

【占い開始】占い師よ、任意対象を1人選択して村人なのか人狼なのかを調べてください。
【護衛開始】狩人よ、任意対象を1人選択し人狼の襲撃から守ってください。
【能力者注意】会話や能力の実行したくない場合、「パス」ボタンを押すと夜の時間を繰上げ終了します。

【襲撃事件】 [2]ジュンイチ は人狼に襲撃されました!

【2日目・昼】明るい昼が来ました!自由な会話時間です。
【投票開始】皆さん、生き残るために人狼だと思う人に投票てください!

1 ヒロシ > おは
9 ケニヤン > おはよ
10 カスミ > おは
5 ジュン > おはです
3 テツヤ > おはー
10 カスミ > 9村人です
4 カエデ > おは
9 ケニヤン > 占い結果は?
【遺言】[2]ジュンイチ: 村人でした~
6 ナオシ > おはです
1 ヒロシ > 占い対象は言わないように
8 シューティー > おは
7 タクト > やっぱり占い先指定しないほうがいいですね…
アリス > こん
6 ナオシ > そうでうね
1 ヒロシ > 7の結果は?
2 ジュンイチ > こんばんは
7 タクト > 2で村人でした
3 テツヤ > 9、2が村人でぉk?
9 ケニヤン > 占い10(9白) 7(2白)
1 ヒロシ > >7 早く出さないと怪しまれるよ
アリス > ちなみに2さんって、村ですか?
7 タクト > ごめんなさい
9 ケニヤン > 考えてると思われるからね
1 ヒロシ > うむ
2 ジュンイチ > 普通の村人でした~
1 ヒロシ > 本物は考える必要がないし
アリス > なるほど
1 ヒロシ > 200でグレラン?
10 カスミ > だれか吊ります?
9 ケニヤン > さて、吊さきどうします?
3 テツヤ > それか、本物がニセモノの出方伺ってたのかも。。?
7 タクト > もう殺されたから言う必要ないかなって
1 ヒロシ > 2,7,9,10以外
10 カスミ > 130で
1 ヒロシ > おk
【投票】 [1]ヒロシ ⇒ [4]カエデ
【投票】 [9]ケニヤン ⇒ [6]ナオシ
【投票】 [10]カスミ ⇒ [8]シューティー
【投票】 [5]ジュン ⇒ [6]ナオシ
【投票】 [6]ナオシ ⇒ [4]カエデ
【投票】 [3]テツヤ ⇒ [4]カエデ
【投票】 [7]タクト ⇒ [6]ナオシ
9 ケニヤン > 別れたね
5 ジュン > わかれましたね
4 カエデ > あの~ちなみに言いますが村人です
1 ヒロシ > 4と6会費は?
6 ナオシ > 素材です
10 カスミ > 素材?
1 ヒロシ > おk
6 ナオシ > 煮るなり焼くなり
9 ケニヤン > 4は?
6 ナオシ > ただの村人ってことです
【投票結果】 2日目
[4] カエデ 3 票
[6] ナオシ 3 票 ⇒ [4]カエデ
[8] シューティー 1 票
[1] ヒロシ 0 票 ⇒ [4]カエデ
[5] ジュン 0 票 ⇒ [6]ナオシ
[10] カスミ 0 票 ⇒ [8]シューティー
[3] テツヤ 0 票 ⇒ [4]カエデ
[9] ケニヤン 0 票 ⇒ [6]ナオシ
[7] タクト 0 票 ⇒ [6]ナオシ

公開処刑】 [6]ナオシ は村人投票で処刑されました。

【2日目・夜】恐ろしい夜が来ました!村中に狼の遠吠えが響き渡っています。
【襲撃開始】人狼よ、仲間たちと相談して対象を1人決めてその人を襲撃してください。

【占い開始】占い師よ、任意対象を1人選択して村人なのか人狼なのかを調べてください。
【護衛開始】狩人よ、任意対象を1人選択し人狼の襲撃から守ってください。
【能力者注意】会話や能力の実行したくない場合、「パス」ボタンを押すと夜の時間を繰上げ終了します。

【襲撃事件】 [1]ヒロシ は人狼に襲撃されました!

【3日目・昼】明るい昼が来ました!自由な会話時間です。
【投票開始】皆さん、生き残るために人狼だと思う人に投票てください!

【遺言】[6]ナオシ: 頑張ってください素材でしたー
10 カスミ > おは 8人狼
【投票】 [10]カスミ ⇒ [8]シューティー
3 テツヤ > おは。
9 ケニヤン > うらないけっかは?
5 ジュン > おはです
8 シューティー > おは
【遺言】[1]ヒロシ: 霊能CO。2,6白 狂と狼2残ってます。
7 タクト > 1○です
2 ジュンイチ > ヒロシさん
1 ヒロシ > はい!
10 カスミ > ・・・
2 ジュンイチ > 霊能の力で狂人わからないのでは??
7 タクト > 占い先全部殺されてるw
9 ケニヤン > 占い10(9白8黒) 7(2白、1白)
8 シューティー > 村だけどね
1 ヒロシ > 定石で考えると、偽占いが狂人では?
2 ジュンイチ > なる~
10 カスミ > 霊能他には?
1 ヒロシ > いままで消えた中に狂ぽいの稲石
2 ジュンイチ > fm
5 ジュン > 1真霊能ですかね
10 カスミ > まだわからないけど
9 ケニヤン > ですかね?
1 ヒロシ > 10が狂なら、村は負けだ
3 テツヤ > 他にCO無いならそうかも。。。
10 カスミ > とりあえず8吊りで
6 ナオシ > 俺はほんとに村でした
2 ジュンイチ > けど
9 ケニヤン > あい
【投票】 [9]ケニヤン ⇒ [8]シューティー
2 ジュンイチ > 10が狂人でも
5 ジュン > りょ
【投票】 [5]ジュン ⇒ [8]シューティー
2 ジュンイチ > 人狼を黒判決だしたら
3 テツヤ > 了解です
【投票】 [3]テツヤ ⇒ [8]シューティー
4 カエデ > あい
2 ジュンイチ > 村勝ち?
【投票】 [4]カエデ ⇒ [8]シューティー
【投票】 [8]シューティー ⇒ [10]カスミ
7 タクト > 10偽占だから信用しきんないでね
1 ヒロシ > 8釣って、村が狼にかられると、数の原理で負けるよ
【投票】 [7]タクト ⇒ [8]シューティー
1 ヒロシ > PPってやつだね
3 テツヤ > 7が真占?
2 ジュンイチ > PPしらべます~
【投票結果】 3日目
[8] シューティー 6 票 ⇒ [10]カスミ
[10] カスミ 1 票 ⇒ [8]シューティー
[4] カエデ 0 票 ⇒ [8]シューティー
[5] ジュン 0 票 ⇒ [8]シューティー
[3] テツヤ 0 票 ⇒ [8]シューティー
[9] ケニヤン 0 票 ⇒ [8]シューティー
[7] タクト 0 票 ⇒ [8]シューティー

公開処刑】 [8]シューティー は村人投票で処刑されました。
【3日目・夜】恐ろしい夜が来ました!村中に狼の遠吠えが響き渡っています。

【襲撃開始】人狼よ、仲間たちと相談して対象を1人決めてその人を襲撃してください。

【占い開始】占い師よ、任意対象を1人選択して村人なのか人狼なのかを調べてください。
【護衛開始】狩人よ、任意対象を1人選択し人狼の襲撃から守ってください。
【能力者注意】会話や能力の実行したくない場合、「パス」ボタンを押すと夜の時間を繰上げ終了します。


【遺言】[8]シューティー: くそー
アリス > まりぃさん こん
まりぃ☆ > はじめまして
2 ジュンイチ > こんばんは
まりぃ☆ > こんばんは
ユッケ > こん
6 ナオシ > こんです
まりぃ☆ > あの、初心者なんですけどお邪魔してもいいですか?
アリス > どうぞ
6 ナオシ > おkですよ
2 ジュンイチ > 僕も初心者です!
【襲撃事件】 [5]ジュン は人狼に襲撃されました!

【4日目・昼】明るい昼が来ました!自由な会話時間です。
【投票開始】皆さん、生き残るために人狼だと思う人に投票てください!

10 カスミ > おは
9 ケニヤン > おはよ
まりぃ☆ > 昨日テレビで見て面白そうだなーと思ってきました
10 カスミ > 霊能いない?
3 テツヤ > おはです
7 タクト > やっぱな
2 ジュンイチ > おお~ 僕もテレビからです!
3 テツヤ > やっぱ?
7 タクト > 9●だった
6 ナオシ > なるほどですww
10 カスミ > 霊能いるなら出ないと負けるよ
【遺言】[5]ジュン: 狩人でした、GJなしですいません、がんばってください
7 タクト > 10は狂か狼
3 テツヤ > 10が偽?
10 カスミ > そうです私が狂人です
【投票】 [10]カスミ ⇒ [7]タクト
7 タクト > そー!
10 カスミ > というわけで
9 ケニヤン > 私が人狼です
【投票】 [9]ケニヤン ⇒ [7]タクト
【投票】 [7]タクト ⇒ [9]ケニヤン
10 カスミ > 狼二人入れてください
【投票】 [3]テツヤ ⇒ [4]カエデ
9 ケニヤン > てつやさん7に票お願いします
【投票】 [3]テツヤ ⇒ [7]タクト
2 ジュンイチ > おおおおお
6 ナオシ > ppかー
2 ジュンイチ > すごいものみれた~!!
1 ヒロシ > http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118123
1 ヒロシ > これ見ると一気にうまくなるよ
7 タクト > なえやつー
まりぃ☆ > おお!助かりますw
1 ヒロシ > 狼COは気持ちがいいww
9 ケニヤン > ないす10さん
10 カスミ > ∩(`・ω・´)∩
9 ケニヤン > よく囲ってくれましたw
2 ジュンイチ > ありがとう!
3 テツヤ > 戦略勝ち、ですか。
7 タクト > くやすぃー
トム > すげえええ
1 ヒロシ > 10人で、狼2狂1は村がふりかな
3 テツヤ > 9.10さんいろいろとありがとうございました。
2 ジュンイチ > fm~
9 ケニヤン > こちらこそ!ありがとうございましt!
【投票】 [4]カエデ ⇒ [7]タクト
【投票結果】 4日目
[7] タクト 4 票 ⇒ [9]ケニヤン
[9] ケニヤン 1 票 ⇒ [7]タクト
[4] カエデ 0 票 ⇒ [7]タクト
[10] カスミ 0 票 ⇒ [7]タクト
[3] テツヤ 0 票 ⇒ [7]タクト

公開処刑】 [7]タクト は村人投票で処刑されました。

【4日目・夜】恐ろしい夜が来ました!村中に狼の遠吠えが響き渡っています。
【襲撃開始】人狼よ、仲間たちと相談して対象を1人決めてその人を襲撃してください。

【占い開始】占い師よ、任意対象を1人選択して村人なのか人狼なのかを調べてください。
【護衛開始】狩人よ、任意対象を1人選択し人狼の襲撃から守ってください。
【能力者注意】会話や能力の実行したくない場合、「パス」ボタンを押すと夜の時間を繰上げ終了します。

【終了】ゲーム終了。
【ゲーム結果】人狼側の勝ち。村人は全員死亡しました。

【霊能者公開】[1]ヒロシ
【狂人公開】[10]カスミ
人狼公開】[3]テツヤ [9]ケニヤン
【狩人公開】[5]ジュン
【占い師公開】[7]タクト
番 ニックネーム キャラ ローラ ステータス 理由 最終日 結果 ポイント
1 りょう ヒロシ 霊能者 死亡 襲撃 2日目・夜 負け -1 18
2 ムハンマド ジュンイチ 村人 死亡 襲撃 1日目・夜 負け -1 10
3 しょーた テツヤ 人狼 生存 4日目・夜 勝ち 3 22
4 Sonnenblume カエデ 村人 生存 4日目・夜 負け -1 4
5 リュック ジュン 狩人 死亡 襲撃 3日目・夜 負け -1 10
6 ヨシキング ナオシ 村人 死亡 処刑 2日目・昼 負け -1 7
7 まっつん タクト 占い師 死亡 処刑 4日目・昼 負け -1 17
8 asdfgh シューティー 村人 死亡 処刑 3日目・昼 負け -1 6
9 zin ケニヤン 人狼 生存 4日目・夜 勝ち 3 31
10 みにぴん カスミ 狂人 生存 4日目・夜 勝ち 3 21

 


僕含めて初心者ばかりっぽいので淡泊でぎこちなく、論理矛盾を突くような人狼の醍醐味があまり感じられない内容ですが、それでもログ読み返すだけで結構面白かったです。こりゃあハマる。

しかし、そんな僕が当時なぜこんな面白いゲームにハマらなかったのかを思い出しました。

この手のコミュニケーションに重きを置いたゲームは、必ず仕切りたがりが発生するのです。自治厨というやつですね。

人狼にはある程度のセオリーがあるのですが、彼らはセオリー通りに事が進まなかった場合、何故か激昂して暴言を吐いたり、途中抜けしたりしてゲームを壊したりするのです。
個人的には、こういうゲームは初心者が多くてカオスな展開になったほうが面白いと思うんですけどね。
僕もいろんなゲームをやるうえで、数をこなして慣れてくると自ずとセオリーに辿り着くことはよくありますが、そこまでの過程が楽しかったりします。
なので、初心者にセオリーを強要するのはナンセンスだと思うのです。
自分が上級者だと思うのならば、初心者やヘタクソが突飛なプレイをすることも想定して動けばいいじゃんって話です。

サッカー部の中学生が球技大会でサッカー未経験者とチームを組んで試合するときに、未経験者に「なんで敵にパスしてんだよ!」とか「スペースに向けて蹴れよ!」なんて咎めませんよね。
未経験者の下にボールが渡ったら、経験者はボールがこぼれそうな場所に走ります。
仕切りたがりの自称上級者は、理想のパスが来る場所へ走って、ミスパスに対して勝手にキレているというわけです。いくら人狼に詳しくても、頭は一般的なサッカー部の中学生より残念ということですね。


そんなわけで、ちょっとまた手を出してみようと思った人狼ですが、またそういう面白くない人たちが頻出するんだろうなーと思ったので、やっぱりやめました。


大人しくコミュニケーションが不要なゲームを楽しもうと思います😅

クラスの担任という強制ガチャ

 

 


こんなこと吐き出してみたら、色々と過去を振り返ってしまいました。

 

僕は少年時代に担任の教員に対して、溜め込んでいて発散できずに終わったストレスがあり、いまもなお根に持っています。
今回はそんな古いストレスを発散するために、いままでの担任について振り返ってみようと思います。

 

 

 


幼稚園年少 なおみ先生

ギザギザの歯で園児から恐れられていた、40歳手前くらいのおばさん先生。
夫である温厚な園長とは対照的な存在。実は面倒見の良い優れた教諭だったのだと思う。
当時の僕は激しい気性難だったので世話を焼かせたはず。
はっきり覚えている思い出は、ゴムホースか何かのゴミを「ヘビだ!!」と言って放り投げたら、般若の面のような形相で激怒されたことくらい。


幼稚園年中 うるしばた先生(うろ覚え)

30歳前後のがっしりしたお姉さん先生。
配膳弁当の食べ残しチェックが煩わしかった。
キャベツの千切りを残し、弁当箱の隅に寄せておいたら、
「お~い!お~い!ほっかいどう!」
というわけのわからない歌を歌いながら指摘されたのをよく覚えている。
結局キャベツはお茶で流し込まされた。


幼稚園年長 いわま先生

20代の可愛いお姉さん先生。
なぜかほとんど記憶にない。
ということは悪い先生ではなかったのだろう。


小学校1年生 服部先生

30歳前後の女性の先生。
生徒それぞれにキャラ付けし、自分が付けたキャラクターのイメージで見ていて、個人の本質を見ようとしない先生。僕の母もそうなので妙に既視感じみたものがあった。
僕は"血気盛んなプロレス好きの男の子"というキャラ付けをされていたよう。もちろん実際は違う。
鼻血を出したことがないのが自慢のクラスメイトの鼻を殴って出血させた際、
「もう二度とプロレスごっこはしません」と前に出て謝罪させられたのをよく覚えている。
ちなみに当時の僕は、プロレスごっこはおろか観たことすらないので、知っているプロレスラーといえば激闘プロレスのドラゴンアキラくらいのもの。
でも面倒見は良かったし、一生懸命生徒のことを考えていたのだとは思う。きっと良い先生。
彼女が転任になって、翌年に家に届いた暑中見舞いは今でも保管してある。字が綺麗。

f:id:agminipin:20180410002102j:plain


小学校2年生 柴田先生

鬼のような面構えでいつも怒っている30歳くらいの女性。
"筆箱には鉛筆4本と赤鉛筆1本、それに白い消しゴムだけ"というような、
合理性のないルールを課すのがお得意。
給食を残す生徒に、
「私が登山に行くと弁当の食べ残しは全て水でゆすいで飲むのだ!」
と、気色の悪い自慢をしてたことが今でもトラウマ。
友達がクレヨンしんちゃんのキーホルダーをランドセルにつけてきた際には、
「余計なものを持ってくるな!」
と取り上げ、図書室に閉じ込めるという暴挙。
そしてその取り上げたキーホルダーを自分の鞄につけていたのを見て、
「先生って信用できない…」と学んだ。


小学校3年生 山田先生

20代の丸顔女性。
明朗快活で優しく、とりわけ僕に対して面倒見が良かった気がする。
僕が体調が悪いとすぐに気づき、素手で吐瀉物を受け止めてくれる看護力の高い先生。
離任式の時に泣きながら、
「私はみんなに会えてよかった!西*小のみんなに…!!」
と叫んだことがとても印象深い。
僕が通っていた小学校は『南*小学校』である。


小学校4年生 土屋先生

後述する豊泉先生が産休のため、代理として勤めていた20代前半の先生。
とても一生懸命やっていたし、個人的にも良くしてくれた。
あえて良くないところを挙げるとすれば、僕含め数名を自宅に招いて遊んでくれたりしたのだけど、それは招かれない生徒にとっては良くないよねっていう。


小学校4年生 豊泉先生

四白眼の薄気味悪い30後半くらいのおばさん。
僕は特に目をつけられていて、事あるごとに"とある生徒(特定可能)"として父兄に配られる学級通信に悪口を書かれた。
つまり、僕に対する"いじめ"を初めて行った人物である。

いじめの内容を以前にもいくつかブログに書いたほど嫌い。

本当に苦手だったし、何より、親や周りの友達は彼女のことを評価していたというのが苦痛だった。


小学校5、6年生 横山先生

30代前半の男の先生。
運動神経が良く、クリエイティブで新しいことが好きな、子供にとっては嬉しい先生。
いち早くパソコンを使った授業を取り入れたり、教室でフェレット海水魚の飼育をするユニークな人。
しかし情緒不安定な一面があり、クラスの席決めが上手くいかずに、
「あ゙あ゙ーッ!俺だって考えてるんだよおお!!」
と机を激しく叩き、泣いて発狂する恐ろしい先生。
当時自分のことを天才だと勘違いしていた僕は、彼の効率の悪い算数の授業や、間違いの多い国語の授業にいちいち口を出し反感を買い、復讐とおぼしき攻撃を受けていた。
その手法は"恥をかかせること"が中心。

昔ブログに書いたことの他にも、

"転校した友達にパソコンで手紙を書こう!"という企画のときに、突然音声読み上げソフトで僕の手紙だけ読み上げられたことや、
"愛するとは"みたいなテーマの授業で、
「『愛*』という言葉を書けるだけ黒板に書いてごらん」と指名され、
『愛人』と『愛犬』しか書けなかった僕に対して、
「もっといろいろあるでしょお!w兄弟愛とか!家族愛とか!愛人だなんて君はいやらしいんだよw」
と辱めてきたことなどがある。
『愛*』というルールで問題を出したのに『**愛』で解答例を示してくるのは卑怯だと反論したかったが、いじめモードに入った彼に怯え反論できなかったのも悔しくていまだに覚えている。
大体、愛人の意味なんて小学生の僕はよくわかっていない。

しかし、幸いと言っていいのか、いじめの対象は僕だけではなかった。
席替えの際に
「絶対に隣になりたくない人を一人だけ書いて」
と投票させ、嫌われ者をあぶり出すというゲスの極み選挙をしたことがあった。
そしてその嫌われ者がどうして嫌いか個別に面談し、"**君を謝らせる会"を堂々と黒板の時間割に書いたりする鬼畜な一面も見ている。
僕はまだマシなほうだったのかもしれない。

彼もまた、豊泉先生と同様に父兄からの評価が高かったのが悩ましかった。

唯一の救いだったのが、彼が発狂しているところを目の当たりにしているクラスの仲の良い友達とは陰口を言えたこと。
それがなかったら僕は今以上に捻くれたクソ人間になっていたと思う。

余談だが、彼の個人攻撃に耐え兼ねて、一度母親に相談しようと、
「横山先生嫌いなんだけど」と話を振ったことがあったが、
「そう?お母さん好きだけどな」で終了した。
親は子供が意見しだしたら、自分の意見を言うのではなくまず子供の意見を聞くことが大事だと思う。

 


さて、ざっくり振り返ってみると、こんな感じで僕の"担任ガチャ"はハズレばかりが記憶に残っています。

ハズレを使いこなせなかっただけ、つまり、僕の態度によっては良い先生になり得たという考え方もできますが、使いこなす能力のなかった僕の主観でのハズレという評価ってことでひとつ。

人格が形成される大事な時期の大部分を、本人はどうにもできないガチャによって選出された担任の教員に左右されるというのは、どうも馬鹿げていると思ってしまいます。
僕が親なら、子供の教育をそんなアタリ確率の低いガチャに委ねたくないので、
「担任の先生なんて単なる見張り役なんだよ」とでも言って、どんな担任を引こうが大して人生に影響しないような教育をしたいところです。

 

ちなみに中3と高1~3の担任は、前述した教員たちを遥かに凌駕するクソ教員を引いてしまったのですが、彼らは当時から、他の生徒はおろか父兄一同も認める悪評で、彼らに対する鬱憤はそれほど溜まっていないので省きます。

また気が向いたら両名のことも書いてみようと思います。